コミュニティ

サステナブルコミュニティーづくり講座
講座を通してコミュニティーについて学びあい、深めあうためのプラットフォームです。
第四回講義録 心とコミュニティ

日時:2008年7月26日(土)~7月27日(日)1泊2日

場所:パーマカルチャー・センター・ジャパン
講師:
設楽清和 村松康太郎 村松知子 小川布美子

講義内容

受付・自己紹介
マッピングゲーム」を使ったアイスブレイク。
朝起きた時間や出身地による並び替えなど。

A.I.による、グループ内での自己紹介。
・これまでに仲間と体験した最高の体験を語るのを聴きながら、メンバー同士でお互いの強み、魅力、能力などを共有して行く。「褒め合う」こと自体がとても新鮮な体験となったようで、一気に場の雰囲気が変化したように感じた。

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第四回講座案内

~7月サスティナブル講座合宿案内(1泊2日)~

テーマ「心とコミュニティ」

~全体性・多様性・関係性を生きる’器’としてのコミュニティー~

世界や自分の内側にある多様な”声”に耳を傾けながら、こころや関係性について、”コミュニティ”と言う視点から考えます

講師担当:村松康太郎 村松知子 他

会場:パーマカルチャー・センター・ジャパン
神奈川県相模原市藤野町牧野1653
http://www.pccj.net/

日程:7月26日(土)~7月27日(日)1泊2日

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第三回講義録 ホリスティックな身体観・健康観・とコミュニティ

場所:環境パートナーシップオフィス

講師:
設楽清和(パーマカルチャーセンタージャパン代表)
安珠(ボディワーカー、アロマグルーヴ主宰、日本ホリスティック医学協会運営委員)

講義内容
身体とコミュニティ(設楽清和)

まず、設楽さんより お話がありました。

以前、身体は作業を行うという目的のための道具であった。
しかし、機械がほとんどの作業を行うようなった現代では身体そのものが目的となっている。
例えば、薬や医療を施して身体を健康にしたり、高価な衣服をまとって身体を美しくすることが目的となりそのための投資がビジネスとなっている。
また、日常から生産行為が減り、創造、自己表現の喜びが減ってしまったため自分の身体を鍛えたり、痩せたり、爪に色を塗ったり、美しく着飾り、変化、表現することで、それらの喜びを得ているようにも思える。

これからの身体は、自然のメッセージを受け取るセンサーにするべきではないか。
また、空洞化してしまった「ことば」に代わって嘘のないコミニケーションの媒体として使用するべきではないかと思う。
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第三回講座案内
第3回の開催予定は以下の通りです。
身体観や健康観とコミュニティという、とても興味深い視点となっています。
是非、ご参加ください。

テーマ「ホリスティックな身体観・健康観・とコミュニティ」
講師:安珠(ボディワーカー、アロマグルーヴ主宰、
日本ホリスティック医学協会運営委員)
会場:環境パートナーシップオフィス

第二回講義録 サステナブルコミュニティとしてのエコビレッジ

日時:2008年5月13日 18:30~21:00

場所:環境パートナーシップオフィス

講師:
・設楽清和(パーマカルチャーセンタージャパン代表)
・古橋道代(木の花ファミリー、日本エコビレッジ推進プロジェクト代表、Global Ecovillage Network日本大使)

講義内容

エコビレッジに必要なもの(設楽清和)

導入として、15年もの長きに渡りエコビレッジを見てきた設楽氏よりエコビレッジについて最近考えていることを紹介。

・エコビレッジの『エコ』とは何か?「エコ」という言葉が一般化し環境への関心も高まっているが、同時にこの言葉が陳腐化、形骸化している。
パーマカルチャーの目的は世界中を森にすること。そうした自然の側から自然を考えることが必要ではないか。

・これからは、詩つまり自分を表現することとエコとが結びつくのではないか。生きることの意味を理解し、自分にしかできない方法で詩的に表現することで、自然と調和して生きるということが見えてくるのでは?

・エコビレッジでは「共有意識」を大切にしている。自分を超えたものとのつながりを感じること。自分の持っている物をつきつめて、それを超えて行くことで共有すべきものが明確になるのではないか。

・多くの人が、自然に配慮して小さな努力を重ね続けても何も変わらない日常の中で疲弊してしまっている現代を危惧している。エコビレッジに希望を感じている。
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第二回講座報告
08.05.17
POST BY PCCJ
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5月13日、講座の第2回目『サスティナブルコミュニティとしてのエコビレッジ』(講師:古橋道代さん、設楽清和さん)が大勢の参加者とともに開催されました。5月とは思えない寒い日でしたが、30名弱の方達にお集まりいただきました。足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

講座は、PCCJの設楽さんによる、エコビレッジについての深い問いかけに導かれる形で始まり、それを受けて、古橋さんが実体験に基づきながら、日本や海外のエコビレッジについて紹介されました。古橋さんのオープンで柔らかな語り口に、会場もすぐにリラックスして、笑いのある、アットホームな雰囲気でした。

“夢物語り”のようだったエコビレッジが身近な物に感じられたのか、最後のディスカッションでもとてもリアルな質問や意見が出ていました。時間の都合上、十分な話し合いは出来ませんでしたが、今回からは参加者のみなさまにアンケートという形でご意見や感想をいただいておりますので、以下に紹介します。(→「続きを読む」をクリック)

講座のレポートも近日中にアップする予定ですので、お楽しみに。

なお、次回は

6/10(火)18:30~20:30(会場:環境パートナーシップオフィス)
テーマ「ホリスティックな身体観・健康観・とコミュニティ」

ということで、ボディワーカーであり、アロマグルーブ主催の安珠さんのお話です。ふるってご参加ください。

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第一回講義録 21世紀のコミュニティ
08.05.12
POST BY PCCJ
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■日時:2008年4月13日

■場所:環境パートナーシップオフィス
■講師:パーマカルチャーセンタージャパン 設楽清和

講義内容

導入

~設楽さんがコミュニティを考えるに至った経緯や、今、コミュニティという視点がなぜ必要かという理由について~

年前にエコビレッジデザイン講座をやったが、デザインしただけではコミュニティやエコビレッジは作れないのではないかと思った。日本には、まだ明確な取っ掛かりが無く、米国やインドで行われて言うようなやり方も通じるかどうかわからない。

人間がどう生きていけば未来が見えるのか?
自分もある時期に新潟で百姓をやっていたが、コミュニティで生きることと、田舎ぐらしの違いは何か?と考えるようになった。

バイクで日本全国を回った時に、どこにいっても同じ町になっていて日本はもうすぐつぶれると思った。
そして、人間について、コミュニティについて学ぶ必要があると思い、米国にわたり人類学を学んだ。そしてパーマカルチャーに出会い、これは日本のコミュニティを作るうえで役立つと思った。

わたしたちはすでに家族、地域といったコミュニティに生きているので、コミュニティが空気のような存在になっている。
それについて気づかなくなっているので、コミュニティってなんだろう?と問い直すことすらしてこなかった。

20世紀おわりから、環境悪化を好転させるために、個人レベルの取り組みが行われ始め、今や地球温暖化については地域、国単位の取り組みもしている。
しかし、地球環境は悪化するばかりである。
解決には何か必要かを考えた時にコミュニティが必要なのだと思った。

人間は常に人が幸せに生きられるエルドラドを描いてきた。
自分がコミュニティに行きながらも、常に理想のコミュニティを描いている。

わたしたちはコミュニティによって作られる

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『サスティナブルコミュニティづくり講座』 受講生募集中!

サスティナブルコミュニティづくり講座

開催趣旨:

近代以降、私たちの文化は、つながりを分断していく考え方の上に成り立ってきました。

今、起きている地球規模での様々な問題~温暖化などの環境問題、

資本主義の発展による貧富の差の拡大と貧困層の生活の劣化、

石油資源の枯渇をめぐる国際紛争、犯罪の多様化と凶悪化など~は、

知らず知らずのうちにつながりが失われ、

コミュニティが崩壊したことに要因があると思われます。

これからのサスティナブルな文化を再生していく上で、

コミュニティという視点から、すべてのものを学び直そうというのがこの講座の趣旨です。

そして、コミュニティで生きることの重要性を問い直し、

新たな文化を私たちの手でどう作りあげていくかを皆で学びあい、

考える機会にしたいと思います。

講座内容は、自分自身の心と体という一番小さくて内的なコミュニティの視点から、

仲間、家族、地域など身近なコミュニティという視点、

そして、社会全体、生態系全体の視点を持ちつつ経済、社会、自然という

大きなコミュニティについて考えるという構成にしました。

自分の内部から外部へコミュニティ感覚を広げて行きたいと思います。

8回中、2回は宿泊形式でコミュニティを作る上で欠かせないコミュニティ感覚を実感し、

深め合えるような実践的な場を設けます。

連続参加が基本となりますが、関心のある分野のみ、単発受講も可能です。

ログラム

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第六回ミーティングメモ